なまけもの培養室

メトロポリタン美術館(THEMET-クロイスターズ美術館-)

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A線上のFORT TRYON PARK

メトロのA線でひたすら北へ190番駅で下車。A線は快速だが、途中で各駅停車になる。フォート・トリオン・パークの中にクロイスターズ美術館があります。

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フォート・トリオン・パークの散歩道1

いろいろな花が咲いていて綺麗だった。日本より少し寒いので花もちがなかなか良い。曇っていたのが残念だ。

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フォート・トリオン・パークの散歩道2

いい雰囲気の石橋。観光客が少ないので、公園内はとても静か。

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フォート・トリオン・パークの散歩道3

クロイスターズまで結構な距離を歩く。しかも公園内はアップ・ダウンが激しい。

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クロイスターズ外観

駅から20分ほど歩き、ようやく着いた美術館。オーディオガイド込みで25ドル。メトロポリタンの分館と考えると、結構なぼったくりである。チケットには、「同一日にメトロポリタンの入館料を含む」とあるが、距離的にも時間的にも同日はほぼ無理。

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フレスコ画のライオン

クロイスターズは、中世ヨーロッパの城やら教会を移設して作られているので様々な国の様々な様式を見ることができる。この壁画はスペインのCastile-Leonのもので、1200年代のもの。ライオンの顔がかなりぶちゃいく。

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フレスコ画のドラゴン

同じくスペインのCastile-Leonのもので、1200年代のもの。ライオンとドラゴンは対になって描かれている。

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いい感じの燭台

こういうのをみると、悪魔城ドラキュラを思い出す。壁紙にしたい。

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Fuentiduena Apse

スペインのCastile-Leonのもの(1175-1200)。礼拝堂。入り口からして、美しい。

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火を噴く犬

ドアの装飾が美しい。犬が火を吹いている。

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ラクダ

まるで恐竜のようなラクダ。ラクダについての解説を期待したが、「Camel」の表記のみだった。

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アプス

礼拝堂のドーム。いかにもロマネスクな感じが何ともいえないほど、いい雰囲気を出している。

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クサの回廊

赤い大理石が美しい回廊。柱の形が少しづつ違っている。逆光でうまく撮れない。

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ステンドグラス1

ほぼ記録用写真。縁があるのが好みだったりします。

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ステンドグラス2

装飾が細かい。

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ステンドグラス3

色違いパターン。

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ステンドグラス4

同じようなステンドグラスでも、これは特にクオリティが高い。

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ボンヌフォンの回廊

いろんな植物が植えられている。真ん中の木は、バラ科のquince(マルメロ)で、白い花が古びた建物に映えて美しい。

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回廊の二重柱

ところどころ置いてある鉢植えは、タペストリーに由来する植物らしい。

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昔のトランプ1

1470-85年のトランプ。南オランダのもの。スートは、今のものと異なり、狩りの道具になっている。これは猟犬の首輪。

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昔のトランプ2

これは猟犬のリード。ジャックが道化っぽい。

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昔のトランプ3

狩猟用の角笛。クイーンかキングか分からない。

 
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昔のトランプ4

獲物を縛る縄。解説がないと、泡立て器に見えてしまう。

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ヨハネの黙示録(1330)

挿絵はテンペラ。左は、「最初の封印を解く:戦争(fol.7v)」で、羽の生えたライオンが「come and see」という意味の巻物を持ってヨハネの前に現れるところ。右は、「二番目の封印を解く:不和(fol.8)」で羽の生えた雄牛が、ヨハネに別の人物を見るよう注意を促している。

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ユニコーンによる水の浄化(1495-1505)

South Netherlandish。有名なユニコーンのタペストリー。手前のライオンの顔が人間っぽくて気持ち悪い。

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攻撃されるユニコーン(1495-1505)

人々が寄って集って、ユニコーンを槍で攻撃する。犬がやけに多い。

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捕まったユニコーン(1495-1505)

首輪をつけられ、囲いに囚われたユニコーン。ところどころ血が出ている。表現が細かい。これが「絵」ではなく、「布」だということが驚きだ。

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防御するユニコーン(1495-1505)

一匹の猟犬がユニコーンの角にやられている。ユニコーンよりも、犬のほうが可哀想に見えてしまうのは自分が犬好きだからだろうか?

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ユニコーンは殺され、城へと運ばれる(1495-1505)

このタペストリーでは2つの場面が1枚に描かれている。左上はユニコーンが殺されるシーン。右下がユニコーンが城へ運ばれるシーン。右下のユニコーンは角が折られてしまっている。

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ユニコーンの捕獲(1495-1505)

解説が少ないのが残念。このタペストリーは断片のみで、赤い服の人物が何なのか分からない。女性のようだが、役割はなんだろう?そして写真のピンボケが輪をかけて残念である。

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森に入るハンター達(1495-1505)

どうやらこのタペストリーが物語の始まりのようだ。ユニコーンが描かれていないので、あまり良い位置に飾られていなかった。時系列的には最初にこの絵を見せるべきなんだが…

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鷹の水浴(1400-1415)

2011年という最近になって見つかったタペストリー。有名ではないが、状態も良くて美しい。

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聖ミカエル(1460-90)

アークエンジェルのミカエルさん。ドラゴンと戦ってる姿が多いが、この絵では、醜悪な面構えのデーモンを足蹴にしている。天使や背景には金箔が施されているが、悪魔にはひとかけらも金色がない。なんかちょっと描き方が差別的だなぁ。

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Annunciation Triptych(Merode Altarpiece)1427-32

Robert Campinの工房作。トリプティックとは、三連の祭壇画のこと。ここの受胎告知は結構有名だった気がする。

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