オウムと女(1866)
ギュスターブ・クルーベ作。サロンでは「だらしない格好」、「もじゃもじゃの髪」と非難されたらしい。しかし、アカデミズムに反発した若手作家には受けたようで、マネが同じ年に同様のテーマで描いていたりする。
ギュスターブ・クルーベ作。サロンでは「だらしない格好」、「もじゃもじゃの髪」と非難されたらしい。しかし、アカデミズムに反発した若手作家には受けたようで、マネが同じ年に同様のテーマで描いていたりする。
Edwin Austin Abbey(1898)。真ん中の白い服をきた人がコーディリア。左の二人が姉のゴネリルとリーガンようだ。だが、どちらがどっちか分からない。物語としての「リア王」は、シェイクスピアの作品で四大悲劇の1つとされているが、リア王の発言に色々問題があるので、主人公に対してあまり共感できない作品になっている。
Sir Edward Burne-Jones作。ブルトン(ブルターニュ)の古典民謡の『Alas, I know a love song, Sad or happy, each in turn」がモチーフ。ラファエル前派のようなタッチ。
John Singleton Copley作。12歳の少年のポートレート。
James Jebusa Shannon作。モデルはこの画家の一人娘、Kitty Shanonで、彼の作品に度々登場する。マグノリアというのはモクレン属の花のこと。
ジャック・ルイ・ダビッド作。質量保存の法則を発見した化学者。燃焼は当時、フロギストンという物質の放出だと考えられていたが、燃焼後に質量が増えたため、空気中の何かが金属と結合すると考えた。そしてそれを「酸を作る元素(principe oxygène)」と名付けた。
ジャック・ルイ・ダビッド作。ソクラテスは、アポロンの信託通りに自分が一番賢いことを試すため、色んな人に問答をしかけては論破することをライフワークにしていた傍迷惑な人。ついには公開裁判にかけられ死刑を宣告されるが、敵ばかり作っていたので市民は味方をしてくれない。ヘムロック(ドクニンジン)を飲まされて死んでしまう。本当に賢かったのか謎である。
Jean Baptiste Greuze作。若い下女が高貴なポーズをしているところが、面白い。割れた卵は処女性が失われたことを意味するらしく、老婆は男を咎めているようだ。って、こんなの解説読まなきゃ分かんないよ〜
Jean-Baptiste Marie Pierre作。それは214B.C.の出来事。シラクサ王ゲロン二世の娘ハルモニアは、命を狙われていた。家庭教師は、王女に奴隷の衣装着せて逃がし、自分は王女の格好をして、代わりに殺された。その勇気に心を動かされたハルモニアは、正体を明かして命を捧げた。って、おいおい!教師は犬死じゃん!!
Antonio Watteau作。メツェチーノのいうのは、16世紀に流行ったコンメディア・デッラルテと呼ばれる即興仮面劇のストック・キャラクターの1つ。利口で、トリックスター的な召使役のこと。
Giovanni di ser Giovannni Guidi(called Scheggia)作。宗教的なアレゴリーに見えるが、そうでない。メディチ家の栄光を讃えて作られた。
グイド・レーニ作。不自然なほどに青白い肌と真っ黒な背景の様式美。やはり、ため息がでるほど美しい。チャリティーというのはキリスト教で「博愛、隣人愛」のこと。今まで「無料」っていう意味だと思っていた自分が恥ずかしい。
Domenico Guidobono作。これまた主題が掴めない作品。右の本にコンパスかざしてる女は、魔女キルケかメリッサ(解説が不親切で女神なのか、デルフォイの女司祭の意味なのかもはっきりしない)とされる。指をさしている少女についての解説はまったく無いのが残念。一体なんのアレゴリーなのよ。
ルーカス・クラナッハ(親父の方)作。サロメとの区別がし難い作品。ユディトの方がちょっとかっこよく、英雄然として描かれている。
ルーカス・クラナッハ(親父の方)作。ニコメディアのバルバラとも。伝説によると、父親にキリスト教徒であることがバレて、殺されそうになったところ、奇跡により助かるが、隠れていた所を密告される。そして拷問を受けるが、また神の奇跡で翌日には拷問の傷が癒える。2回も奇跡が起こったが、ついには首を切られ殉教する。どうせ助けるなら、最後まで助けてあげなよ、神様…
アルブレヒト・デューラー作。聖アンナの顔が怖い。
Williem Claesz Heda作。オランダの作家。ヴィルトオーソとして技量を最大限に見せつけるような作品。
Thomas Couture作。少年がぼんやりとしゃぼん玉を眺めている。テーマになっているしゃぼん玉は暗がりに浮いているので、気がつきにくい。「勉強だるいわ」とか思ってそう。
ヨハネス・ベルメール作。ベルメールコーナーは人気で、写真をとるにも一苦労。
ヨハネス・ベルメール作。世界が踏みつけられていて、床にはリンゴが転がり、蛇がうごめいている。
ヨハネス・ベルメール作。まるで写真のように光をうまく捉えている。
ヨハネス・ベルメール作。トロニーの一種。よく見ると、真珠のイヤリングをつけている。
Andrea Salario作。すごく生々しいが、一体このおっさんのどこがそんなに良かったのか謎すぎる。ママンが要求したってこともあるけど、普通は首なんか欲しがらないよね?
ギュスターブ・クリムト作。9歳の少女のポートレート。ガーリーな服装のくせに、威風堂々とした表情と佇まいが、この人物の格好良さ引き立てる。
Pierre-Auguste Cot作。ダフニスとクロエ。2世紀末から3世紀初め頃の古代ギリシアで書かれた恋愛物語。写真の写りが悪く、光が邪魔してうまく撮れなかった。残念。
Pierre-Auguste Cot作。見ているだけで甘々な作品。これもいい作品なのに、写真の出来栄えがあああああ。
Alexandre Cabanel作。初期ヴァージョンはフランスのオルセー美術館にある。やたらとキューピッドが多い。
Theodore Gericault作。Aqueductとは、水道橋のこと。作者を見てびっくり!ジェリコーの作品らしからぬ、とてもソフトで明るい風景画。
Jean-Francois Millet作。Haystacksは干し草の山。ちょっと積み上げ過ぎじゃない?ミレーの風景画は生活感があっていいね!
Theodore Rousseau作。怖い要素は何も無いのにオドロオドロしい雰囲気の風景画。
Jean Auguste Dominique Ingres and Workshop製。ルーブル美術館にあるグランド・オダリスクの縮小版。なぜ色あせた感じにしたのだろうか?
ギュスターブ・モロー作。この絵は一体何度見たことか!しかし、何度見てもカッコイイ!!
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