高配当株投資か?インデックス投資か?を語る!!

income_or_capital 〇〇を語る‼
高配当株かインデックスか?
インデックス投資について
  投資と一口に言っても世の中には様々な投資方法があります。株式に、投資信託、債券、不動産、暗号資産、為替などなど。その中でも株式には色んな戦略があります。よく話題にあがるのが、高配当株投資か?インデックス投資?どっちがいいの?というテーマです。私は両方やっているのですが、それぞれ良い所、悪い所があります。両方とも完璧ではなく、目的やその人の性格によって向き・不向きがあるので少し整理して語りたいと思います。
セト
セト

どちらが良いかは目的によりけりですね。性格も関係します。
インデックス投資のメリットデメリットを記載します。

あせとん
あせとん

年金は当てにならないし、
4%ルールでFIREしたいよ~。

<インデックス投資のメリット>
・資産の増加が狙える(市場平均は狙える
分散されている
低コスト(信託報酬が激安)
銘柄選定の必要が無い
・分配金が出ないので投資効率が良い
NISA、iDeCoなら非課税にできる
<インデックス投資のデメリット>
利確しないと利益を得られない(出口戦略が必要。いつ売るの?が心理面でプレッシャー)
・時間経過とともに値上がりするので、後で買うと高くつく。ドルコストは最善ではない。
・短期に上がることはない(長期投資必須。10年くらい寝かせる必要あり
・市場平均は取れるとはいえ、暴落時には買値より下がることがある
・暴落時に事前に手じまいという緊急回避がそぐわない
高配当株投資について

 それでは次に高配当株投資のメリットとデメリットです。

あせとん
あせとん

インカムが欲しいんじゃ~
キャッシュフローの増大こそ正義

セト
セト

うーん。ワガママですねぇ。

<高配当株投資のメリット>
・分配金が貰える(追加のキャッシュフローになる
ETFにすれば個別株よりは分散効果が得られる
・取り崩す必要はほぼない。バイアンドホールドで行ける
・金利等である程度、安い・高い時期があるので、安い時に買うことができる
・日本の個別株の場合、株主優待が貰えるものもある。
・個別株は「株主」になれる。
・値上がりしたとき、売ってキャピタルゲインを得て別の銘柄を買うことができる。
<高配当株投資のデメリット>
・個別株にしろ、ETFにしろ、配当出した分は下がるので値上がり益はあまり期待できない
・再投資する際に税金を取られてるのが効率悪い
・個別株だと値動きが激しいので読むのが難しい(デフォルトで含み損覚悟
場合によっては損切して撤退のリスクもある(業績悪化で長期塩漬けも覚悟)
・景気が悪い時、無配の可能性がある。
新NISAでは損益通算できない
で、どっちがいいの?
 私の独断と偏見ですが、
あせとん
あせとん

老後資金も欲しいし、配当金も欲しい。
白黒つけられないなら、どっちもやって折衷するのよ。

セト
セト

やった後悔よりも、やらなかった

後悔の方が大きいですからね。

という事で私は、コアで高配当株投資、サテライトでインデックス投資を行う方針です。すでに40歳なのでインデックス投資は、長生きし過ぎたときの保険の役目、「介護施設費用」として確保。高配当株投資は、FIREするのに必要な生活費を賄うための「キャッシュフロー用」として運用していきます。

私が高配当株投資を優先する理由5つ
あせとん
あせとん

これまでの私の経験と性格による主張になります。

一般論じゃありません。

①欲しいのはキャッシュフロー
別記事でも詳しく書いたのですが、私はラストエリクサー症候群を患っています。FIREするにあたり月々の生活費のために投信を切り崩すというのは性に合いません。ましてや新NISAの非課税インデックス投資なら切り崩すと非課税枠が復活するのでもったいなくてできません。その点では、毎月、四半期、半年等で、現金が自動で入ってくる高配当株投資は自分のFIREの目的に合致しています。いはゆる自動利確してくれるのです。

②既に投資歴は10年以上、塩漬け多数保有の私は含み損は怖くない!
投資の目的ってなんでしょうね?一番最初は、銀行にお金を寝かせておいても増えないからという理由で投資を始めました。知識も経験もなかったので、結果惨敗。貴重なお金を無駄にしてしまいました。ああ、勿体ない!しかし、そこで損するから辞めようとは思わず、儲からないのはきっとやり方が悪いはずので変えてみようと考えました。今も塩漬け株は多数ありますが、高配当株投資に切り替えてからは安定しているように感じます。何せ、以前はボッタくり投信と低位株(主にゲームセクター)なんて触っていたのでそれらに比べれば高配当株投資のボラティリティはずっとマシです。これは投資初心者には分からない境地かもしれません。たくさん失敗しているからこそ、そう思えるのでしょう。

③インデックス積立投資だけやってると、何の経験も知識も積めない
個別株なら、決算みて株価みて、適時開示をチェックして…と割とやることは多めです。権利落ちや公募増資で価格が下がるタイミングも見ておく必要があります。また株式分割して利回り下がって含み益の方が美味しい状態になったら売って、別の銘柄を買ったりします。債券も金利に影響されるので、米国債券ETFを買うのにも金利の状況は要確認です。また米国ETFはドルで買うので為替もチェックが必要です。経済指標発表でも価格は大きく動くのでCPIなどが出る前後は要注意になります。また会社が不祥事起こしても株価に影響するのでニュースは常に見ておきたい。要するに色んなパラメータを考慮する必要があり、滅茶苦茶忙しい…
インデックス積立投資だけだと、これらの事はまったくしなくて良いことになります。なので暴落したり暴騰したりしても、理由など全く分からないことになります。それって怖くないですか?

④株主でありたい!
株主優待が貰えるからというのもありますが、株式を保有するという事は、その会社の一部を保有すること。つまり株主として議決権が発生します。半年ごとの郵便爆弾は正直うっとおしいですが、万年ヒラ社員である私は、「判断して欲しい」と財務諸表や議題を送ってもらえるという機会は、本業ではあり得ません。本業においては何の裁量もなく、逆に「常に上司にお伺い」をたてないと何もできない自分にとって、議決権行使というのは面倒くさいながらも、優越感が得られる瞬間です。今は仕事があるので平日の株主総会には出席できませんが、FIREしたあかつきには株主総会に出てみたいです。だって直接会場で決算説明を聞いた方が、その場のポロリも含めて投資判断には役立つでしょうからね。

⑤銘柄選定や売買が楽しい!(趣味としてやっていく)
やはり、勝った時のアドレナリンと高揚感は一度味わうと病みつきになります(笑)。これはインデックス投資では味わえない感覚です。そして個人投資家として、失敗も成功も全て自分のもの、自分の経験になります。たとえ暴落して損切しても、SNSやブログネタとして面白いし、成功しても、もちろんネタになります。仮設を立ててリスクとって検証(売買)して勝つというストーリーには人を惹きつけるものがあると思います。私はカイジや遊戯王といった漫画が好きなのですが、なぜ面白いと感じるかいうと、ず~っと「勝てそうにない敵にどうやって勝てるか」を考える描写が続いてるからだと思うんですよね。相場という勝てそうにない敵にどうやって勝つか……それを考えるのはとても楽しいのです。
そして勝った額を見せびらかさなくても、骨太のフォーキャストやデータ分析できる人のTwitterは面白いしフォロワーも多いです。人によっては、SNSで情報見たり、株価や決算を追うのが億劫な人もいるでしょう。私は株価や決算を追うのは苦痛ではなく、もはや趣味として楽しんでいます。私の投資物語が面白くなるかどうかは未知数ですが、1~2銘柄は高配当且つ数倍になりそうなギャンブル株を仕込んでいたいものです。我慢してひたすら積立するよりも、夢をみながら楽しく投資したいですね。

 

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