サラリーマンでもやった方がお得?
サラリーマンで年末調整していて特定口座で資産運用しているなら、源泉徴収されているので、基本的に確定申告は不要です。しかし、「不要」という言葉には落とし穴があります。
あせとん
あーあ。もう年末調整の時期かぁ。
書類出すの面倒くさいなぁ。
セト
確定申告の準備はちゃんと出来てますか?
あせとん
独身・家無しのサラリーマンである私には
確定申告って関係ないじゃんw
セト
ふーん。独身・家なしでも、高配当投資家なら
確定申告でお金戻ってくるの、知らないんですか?
あせとん
え!確定申告するとお金が戻ってくるの!?
所得税の税率早見表をチェック!(2023年11月時点)
結論として、課税所得695万円以下なら確定申告(総合課税)をした方がお得になります。課税所得とは、総収入から手当や控除などを引いた額になります。確定申告すると源泉徴収で払い過ぎた金額は還付金として帰ってきます。
課税所得金額 | 所得税の総合課税の税率 | 配当控除 | 2023年正味税率(所得税+住民税)<申告不要制度選択> | 2024年正味税率(所得税+住民税) | 源泉徴収税率 |
195万円以下 | 5% | 10% | 5% | 7.2% | 20% |
195万円超~330万円以下 | 10% | 10% | 5% | 7.2% | 20% |
330万円超~695万円以下 | 20% | 10% | 15% | 17.2% | 20% |
695万円超~900万円以下 | 23% | 10% | 18% | 20.2% | 20% |
900万円超~1,000万円以下 | 33% | 10% | 28% | 30.2% | 20% |
セト
2024年度から、住民税の申告不要制度が無くなったため、
実質増税となりました。900万円以下がボーダーだったのに残念!
あせとん
ふ~ん。
でも課税所得が695万円以下って全然クリアしてるよ。
出世できないサラリーマンで良かったぁ!
家なし・独身(扶養家族なし)・病気なしでも使える控除
セト
あせとんさんのような人でも、
確定申告で使える控除には以下があります。
あせとん
確かにこれなら私にも該当するね。
日本株でも、米国ETFも高配当だから対象になるね。
※人によって控除の対象は異なるのであくまで一例です。
ーーーー(2024.07.13追記)ーーーーー
あせとん
確定申告したら、住民税が上がってしまった。
とほほ…
セト
還付金だけ計算して、
ちゃんと翌年度の住民税まで計算して
比較しなかったのがいけないんですよ~~~。
あせとん
原因は、配当金の貰いすぎ。
所得が増えすぎたのがアカンかった……
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